プレート式熱交換器
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脱臭装置で環境対策(触媒式脱臭装置用空気予熱器)
近年、特に海外に増え続ける化学製品生産設備では、製品の製作の際に大量の臭気ガスが発生します。臭気ガスをそのまま空気中に排出すると悪臭被害が発生するため、厳しい規制が設けられています。 加熱された臭気ガスを貴金属触媒に触れさせることで酸化分解して脱臭効果が得られますが、その臭気ガスを加熱するための熱交換器です。 臭気ガスの腐食に対する熱交換器の材質にも工夫を盛り込みHINO-TECのプレート式熱交換器は世界中の環境対策に役立っています。
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耐圧型プレート式熱交換器
ケーシング外面への補強リブを設置し、エレメント部にも耐圧補強を行うことで、最大50KPaまでの耐圧型プレート熱交換器の設計が可能です。
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塗装ムラなく乾燥を(間接熱風発生装置)
自動車のボディがキレイに塗装されているのは直接火を使うのではなく、間接的に暖められた空気を使用するからです。HINO-TECの間接熱風発生装置は排ガスを循環させるため、省エネかつ高効率を実現しています。自動車に限らず様々な乾燥を必要とするブースに役に立ちます。
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EO排ガス処理装置
EO(酸化エチレン)ガスは強い殺菌性があることから、医療機器や化粧品などの衛生製品を滅菌処理するのに用いられます。しかし、人体に対しては非常に強い毒性を持つため危険です。そのEOガスを無害化して大気へ放出するために、HINO-TEC式プレート熱交換器と触媒を組み合わせた装置が利用されています。
角型チューブ式熱交換器
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高温ガスの冷却に(ガス冷却器)
工業炉にはさまざまな種類がありますが、高温の排ガスが排出されるという共通点があります。 ダストの含まれる排ガスは一度冷却してダストを除去するなどして空気中へ放出します。 温度も下がっているので温暖化対策としても有効です。
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高温脱臭装置のお供に(直燃式脱臭装置用熱交換器)
直燃式脱臭装置は高温により臭気ガスを分解するためのものです。 この熱交換器は省エネルギーを図るために、臭気ガスを脱臭した後の排熱を利用して予熱するための熱交換器です。 本製品は「プレート式」と「角型チューブ式」のコンビネーションになります。 通常の直燃式脱臭装置では「プレート式」を使用しますが、今回は高温回収を目的としたため「プレート式」と「角型チューブ式」の両方を採用しました。 通常「プレート式」のみですと回収温度"500℃"が標準となりますが、「角型チューブ式」との併用により"500℃以上"の回収が可能です。
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焼却炉の燃焼空気予熱に(排ガス利用)
ごみ焼却炉ではごみの水分量によって燃焼状態が変化します。水分量が多いとごみは燃えにくく燃料が多く必要となる為、エコではありません。燃焼用空気予熱器を通すことで、安定した温度を焼却炉に供給することが出来るため省エネとなります。
シェル&チューブ式熱交換器
フィンチューブ式熱交換器
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小型かつ高性能!!(温水発生器)
フィンチューブ式熱交換器とは伝熱管に板状のフィンを取り付けることでベアとフィンの両方で熱交換することが出来ます。 これによりベアチューブ式熱交換器に比べ同じ伝熱面積を確保するスペースが格段に小さなものになり小型化のニーズに応えた高性能な製品となっています。 本製品は「プレート」のフィンチューブ式熱交換器になります。 今回は加熱空気を熱源として温水を取り出します。温度、圧力などの流体の条件から最適のフィンを選定します。
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溶接フィンで強度UP
チューブにフィン材を高周波抵抗溶接で巻きつけるため、強度に優れています。プレートフィンチューブでは対応出来ない高い温度帯に使用することが可能です。
過熱蒸気式熱交換器
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焼却炉の燃焼用空気予熱に(ボイラー利用)
都市部のゴミ焼却施設ではボイラーを利用して発電を行います。余った蒸気を利用してごみの燃焼に必要な空気を予熱することで、燃料を減らすことができます。
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見た目から安心を作る(白煙防止用空気予熱器)
クリーンセンターでは最終処理された排ガスが煙突から排出されます。排ガスには水分を多く含むため、煙突から飛び出すと空気中で冷やされ白くモクモクと雲のようになります。 この雲は処理されているのでクリーンなただの水蒸気ですが、見栄えが良くないと苦情が殺到します。 その為、煙突から排気する前に白煙防止用空気予熱器で温めた空気を、この排ガスに混ぜることで、水分を薄めかつ温度を上げて白い雲を透明にすることが出来ます。




